【コーヒー好き必見!】コーヒー沼にはまるかも?コーヒー雑学

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コーヒー雑学

コーヒーには様々な種類があり、それぞれ独特の味わいや香りがあります。
知識を深めることで、より豊かなコーヒー体験ができるでしょう。

目次

コーヒーの基礎

1. コーヒーの歴史と普及

コーヒーの起源は諸説ありますが、エチオピアが最も有力視されています。

古代エチオピアでは、コーヒー豆を噛んでエネルギー源として利用していました。

その後、6~9世紀にアラビア半島南端のイエメンに伝わり、アラビア半島でコーヒーの飲用が広まりました。

その後、オランダやフランスを経て、17世紀にコーヒーがヨーロッパで広まりました。

現在では、世界中で飲まれる一般的な飲み物となっています。

2. コーヒーの栽培方法

コーヒーは、コーヒーベルトと言われる、赤道を挟んで北緯25度から南緯25度までの一帯の熱帯地域で栽培されます。

主な生産国はブラジル、ベトナム、コロンビア、エチオピアなどです。

コーヒーの木は、木の高さが3~5メートルほどで、一年に一度、白い花を咲かせます。

その後、果実が成熟し、豆ができます。コーヒーの栽培には、高温多湿な気候と肥沃な土壌が必要です。

また、適度な降雨量が必要で、コーヒーの収穫には手摘みが一般的です。

3. コーヒーの生豆と焙煎方法

コーヒー豆は、収穫後に果肉を取り除き、乾燥させた生豆として出荷されます。

焙煎には、生豆の色に応じて、浅煎り、中煎り、深煎りなどがあります。

浅煎りは、豆が淡い茶色で、酸味や風味が強く残ります。

中煎りは、豆が茶色で、酸味と苦味のバランスが良い。

深煎りは、豆が深い茶色で、苦味が強くなります。また、フレンチローストやイタリアンローストなど、様々な焙煎方法があります。

焙煎は、コーヒー豆の風味や味を変化させるために重要な工程であり、焙煎の度合いによって、コーヒーの味わいが異なります。

コーヒーの種類

1. アラビカ種とロブスタ種

コーヒーにはアラビカ種とロブスタ種の2つの主要な種類があります。

アラビカ種は、酸味があり、フルーティーで芳香性が高く、上品な味わいが特徴です

ロブスタ種は、苦味が強く、コクがあり、よりパンチの効いた味わいが特徴です。

コーヒーの味わいは、豆の品種によって大きく左右されます。

2.スペシャルティコーヒー

・消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。

・風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。

・カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup

具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。
そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。
さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。

日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティとトレイサビリティの観念は重要なものと考える。

上記は日本スペシャルティコーヒー協会様より引用させていただいております。

3. シングルオリジンコーヒー

シングルオリジンコーヒーとは、ひとつの産地や農場から収穫された豆だけを使用して作られたコーヒーのことです。

これは、その産地の気候や土壌、栽培方法などの影響を受けた、独特の味わいを持つコーヒーとして人気があります。

ワインと同じように同じフランス産でも場所やワイナリー、年代によって味が変わります。

シングルオリジンコーヒーは、コーヒーその産地の特徴をより鮮明に味わえます。

是非違いを楽しんでください。

4. ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒーとは、複数の異なる産地のコーヒー豆をブレンドして作られたコーヒーのことです。これによって、豆の特徴を合わせることで、均一な味わいを作り出すことができます。ブレンドコーヒーは、一定の味わいを求める人に人気があり、コーヒーチェーン店などでもよく使用されます。

5. デカフェ(カフェインレス)コーヒー

デカフェコーヒーは、一般的には水や有機溶剤、二酸化炭素などを使ってカフェインを取り除く方法が用いられます。

ただし、完全にカフェインを取り除くことは難しいため、微量のカフェインが含まれることがあります。

カフェインは、刺激性のある物質であり、多量に摂取すると不眠や神経過敏などの症状を引き起こすことがあります。

デカフェコーヒーは、そのような症状を抑えるため、または夜遅くまでコーヒーを楽しみたいという人にとっては、重宝されます。

カフェインが取り除かれた分、苦味や渋みが少ない傾向があります。

日本で販売されているデカフェは化学薬品の使用を禁止しているため安全です。

6. フレーバーコーヒー

通常のコーヒー豆に、風味や香りをつけるために、砂糖や香料、果汁などを加えたコーヒーのことを指します。

例えば、バニラ、キャラメル、チョコレート、モカ、ヘーゼルナッツなどの風味など。

フレーバーコーヒーは、コーヒー自体の風味に加えて、香りや味わいを強化するために、ホイップクリームやキャラメルソースなどをトッピングすることもあります。

コーヒーの特徴

1. 酸味と苦味

コーヒーの酸味は、フルーティーな味わいが特徴的です。

例えば、エチオピアのコーヒーは、酸味が強く、ラズベリーやブルーベリーのようなフルーティーな味わいがあります。

一方、中南米のコーヒーは、酸味がマイルドで、ナッツやチョコレートのような風味が感じられます。

苦味は、コーヒーの焙煎の度合いによって変わります。

浅煎りのコーヒーは、苦味が少なく酸味が強く、コーヒー豆の個性がよく表れます。

深煎りのコーヒーは、苦味が強く、コクがあり、酸味が抑えられます。

2. 香りと風味

コーヒーの香りは、豆の種類や焙煎の方法によって変わります。

例えば、エチオピアのコーヒーは、ジャスミンやレモンのような芳香があります。

一方、コロンビアのコーヒーは、カラメルやチョコレートのような甘い香りがあります。

風味は、コーヒーの味わいや香りを総合的に表したもので、豆の種類や焙煎の方法によって変わります。

例えば、コスタリカのコーヒーは、ナッツやチョコレートのような甘い風味があり、酸味もマイルドです。

一方、エチオピアのコーヒーは、フルーティーな風味と強い酸味が特徴的です。

3. ボディ感

コーヒーのボディ感は、豆の種類や焙煎の方法、抽出方法によって変わります。

例えば、ブラジルのコーヒーは、ボディ感が豊かで、口当たりが滑らかです。

一方、コロンビアのコーヒーは、ボディ感が軽く、スッキリした口当たりがあります。

4. アフターテイスト

コーヒーのアフターテイストは、口に含んだ後に残る余韻のことです。例えば、コスタリカのコーヒーは、アフターテイストが長く続き、

甘い風味が残ります。一方、エチオピアのコーヒーは、酸味やフルーティーな風味が後味に残ります。

アフターテイストは、コーヒーの品質を判断する際にも重要なポイントの一つです。

良質なコーヒーは、余韻が長く続き、豊かな味わいが残ります。逆に、劣質なコーヒーは、アフターテイストが短く、味わいが薄いと感じられることがあります。

コーヒーの味わいは、多くの要素が絡み合って形成されています。

コーヒーの酸味や苦味、香りや風味、ボディ感やアフターテイストを比較して、自分が好みの味わいを見つけることが大切です。

また、コーヒーを淹れる際にも、豆の種類や焙煎の方法、抽出方法によって味わいが変わることに注意し、最適な淹れ方を探すことも楽しみの一つです。

コーヒーの淹れ方

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コーヒーの保存方法

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コーヒーの健康効果

1. カフェインの効果

カフェインは、コーヒーに含まれる代表的な成分の一つです。適量であれば、身体や脳への様々な効果が期待できます。

身体への効果:カフェインには、代謝を促進する作用があります。

このため、適度な摂取によって脂肪燃焼効果が期待できます。

また、カフェインは筋肉の収縮を促進する効果もあるため、運動前のコーヒー摂取はパフォーマンスアップにもつながります。

脳への効果:カフェインは、覚醒作用があるため、眠気覚ましにも効果的です。

また、集中力や注意力を高める効果もあります。

ただし、過剰な摂取は逆効果となり、不眠や不安を引き起こす可能性があるため、摂取量には注意が必要です。

2. 抗酸化作用

コーヒーには、ポリフェノールやカフェインなどの成分により、強い抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは、身体内で発生する活性酸素を取り除き、細胞を酸化から守る働きがあります。これにより、老化や病気の予防につながります。

コーヒーに含まれるポリフェノールは、緑茶に含まれるカテキンよりも多く含まれています。これにより、コーヒーは緑茶よりも強い抗酸化作用を持つことが知られています。

ただし、摂取量には注意が必要です。過剰なコーヒー摂取は、胃腸のトラブルや不安感を引き起こす可能性があります。

3. 睡眠への影響

コーヒーに含まれるカフェインは、身体や脳への刺激作用があるため、睡眠に影響を与えることが知られています。

カフェインは、覚醒作用があるため、就寝前のコーヒー摂取は睡眠に悪影響を与える可能性があります。特に、個人差があるため、摂取量やタイミングには注意が必要です。

睡眠の質を下げるだけでなく、睡眠の量にも影響を与えることがあります。就寝前に摂取する場合、カフェインの半減期が約5時間であるため、摂取量によっては深夜まで身体に残り、眠りを妨げる可能性があります。

睡眠に悪影響を与えないためには、就寝前にカフェインを摂取するのは避けるべきです。また、就寝前数時間はカフェインを含む飲料や食品の摂取を控え、規則的な生活リズムを保つことが重要です。

一方で、朝のコーヒー摂取は、起床時の眠気覚ましに効果的です。睡眠不足や疲れがある場合は身体と脳のリフレッシュ効果が期待できます。

コーヒーに合う食べ物

コーヒーに合う食べ物については、個人差がありますが一般的には以下の組み合わせがあります。

  1. ショコラ:コーヒーとチョコレートは、お互いの風味を引き出し合う相性が良いとされています。コーヒーには、チョコレートの甘さや苦味を引き立てる働きがあります。
  2. シナモン風味:シナモンは、コーヒーと相性が良いスパイスの一つです。シナモン風味のクッキーやケーキ、パンなどは、コーヒーと一緒に食べると相乗効果が生まれ、美味しさが増します。
  3. シンプルなベーグルやクロワッサン:コーヒーには、バターや生地の香ばしさを引き立てる働きがあります。シンプルなベーグルやクロワッサンなどのパン類は、コーヒーと相性が良く、コーヒーの風味を楽しむことができます。
  4. クリームチーズ:コーヒーとクリームチーズは、お互いの味わいを引き立てあう相性が良いとされています。クリームチーズをトーストしたパンにのせて食べると、コーヒーとの相性がよく、おいしさが増します。
  5. ナッツ:コーヒーには、ナッツの風味を引き立てる働きがあります。アーモンドやピーカンナッツ、くるみなどのナッツを、コーヒーと一緒に食べると、相乗効果が生まれ、おいしさが増します。

コーヒーの豆知識

コーヒー豆は「豆」ではなく種子

コーヒーは世界中で一日20億杯飲まれている

世界市場の年間取引額は3兆円以上(2020年)

世界の生産量ランキング(2020年)

1位 ブラジル(約370万トン)

2位 ベトナム(約176万トン)

3位 コロンビア(約83万トン)

4位 インドネシア(約77万トン)

5位 エチオピア(約58万トン)

おすすめのコーヒー書籍

「理由がわかればもっとおいしい! コーヒーを楽しむ教科書」

バリスタチャンピオンの井崎さん(マクドナルドなどのCMでおなじみ)監修の本です。

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まとめ

豊かなコーヒーライフをお過ごしください。

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