
コーヒーってどうやって保存するのが一番いいんだろう?

コーヒーの保存方法をご紹介します
高温多湿を避け冷暗所で密封保存する。
焙煎から2週間以内に飲み切る。
2週間で飲み切れなければ小分けにして冷凍庫で保存。
コーヒーの鮮度を保つためのポイント
1空気
コーヒーが空気中の酸素と接すると徐々に酸化していきます。
酸化すると風味が落ち、コーヒーが酸っぱく感じます。
皆さんの苦手な酸味はコーヒーの酸化による心地悪い酸味なのかもしれません。
コーヒーの良い酸味はフルーツの様に少し甘味のあるさわやかな酸味です。
粉にすると酸素に触れる表面積が豆の状態より多くなり、1週間で酸化します。
豆の状態でも一般的には焙煎後約1か月もすれば本来の香りや風味は失われていきます。
2温度
高温もコーヒーの大敵です。
温度が高いと酸化が一気にすすみます。15℃以下での保存が理想です。
10℃温度が上がると劣化のスピードは2倍になると言われています。
温度が高い方が化学変化の速度が速いからです。
夏場の暑い場所や暖房機器や火の近くなどは高温になるので絶対に避けましょう。
比較的涼しい場所がない場合は、冷凍庫での保存もオススメです。
3水分
焙煎したコーヒー豆は多孔質(炭のように小さな穴がたくさん開いている)で、水分含有量も1~3%で水分を吸収しやすい状態です。
コーヒー豆に水分がついてしまうと風味の劣化やカビなどの原因になります。
冷蔵庫で保存するのが良くないと言われる原因は温度差によって結露がコーヒー豆についてしまうからです。
繰り返し出し入れしなければ低温の冷蔵庫で保存するのは良い保存方法です。
4光
コーヒーは紫外線も苦手です。長時間紫外線に晒されるとコーヒー豆が劣化します。
太陽光はもちろん蛍光灯や白熱電球からも紫外線は出ています。LEDからも少量ですが出ています。
光を当てないように保存しましょう。
コーヒー豆を保存する場所は?
1,常温
コーヒーは焙煎してから2週間までは常温がオススメです。
コーヒー豆や焙煎度合によって変わりますが、コーヒーが美味しく飲める飲み頃は焙煎後3日~2週間です。
2週間を過ぎると徐々に風味が落ちていき1か月もすると香りが失われてしまいます。
2週間頃までは常温で大丈夫です。もちろん上記の保存方法を守ってください。
2,冷蔵庫
2週間~1ヶ月で飲み切る場合は冷蔵庫がオススメです。
冷凍庫よりは温度変化が少なく、結露が付きにくいのが理由です。
冷蔵庫のにおい移りは注意してください。
市販のジップロックだけだとにおいが移る可能性があります。
密閉でき、においが移らないアルミの袋やキャニスターが良いでしょう。
3,冷凍庫
1ヶ月以上保存する場合は冷凍庫がオススメです。
コーヒーも生鮮食品なのでなるべく早く飲み切りましょう。
冷凍庫からだしたコーヒーはそのまま挽いても大丈夫です。
抽出時の温度変化は微々たるもので、常温の時と抽出温度にあまり差は出ないからです。
冷凍庫でも大丈夫なので、冷凍庫から出したコーヒー豆も常温に戻さなくても良いです。
コーヒー豆を保存する容器
コーヒーの大敵は「空気(酸素」「水分(湿度)」「温度」「光(紫外線)」です。
保存する容器でメジャーなのは「キャニスター」「ジップロック(密閉袋)」が該当します。
密閉がキーワードです。100均でも十分ですがさらにこだわるなら
キャニスターもコーヒーと中の空気が触れないようにするものも販売してます。
・真空キャニスター
キャニスターの中の空洞を真空にします。
・蓋が動くキャニスター
蓋が容量に合わせて沈み空気の層を無くします。
まとめ
コーヒーは「空気(酸素」「水分(湿度)」「温度」「光(紫外線)」を避け
焙煎から2週間以内に飲み切る。
難しければにおいが移らない容器に入れ、冷凍庫で保存。

冷凍庫保存はダメだと思ってましたが、大丈夫なんですね。

美味しいコーヒーを正しく保存して、美味しく飲みましょう!

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