初詣はいつまで?何時から何時まで?参拝のマナーは?

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初詣の時間は?
目次

初詣はいつまで?

初詣の期間は地域や宗教によって異なりますが、

一般的には元日から松の内(1月7日または15日)までとされています。

松の内とは正月から神様が帰る日までです。

お正月とは、神様をお迎えするための行事。

地域によっては「お正月様」や「歳徳神(としとくじん)」などと呼ばれます。

また、年神様は元旦になると家にやってきて、1年の幸運をもたらして厄をはらうともいわれています。

関東や東北、九州地方などは1月7日まで

関西地方は1月15日(小正月)までとする場合が多いです。

ただし、これはあくまで目安であり、必ずこの期間中に行かなければならないという決まりはありません

1月中であれば初詣として受け入れられることが多いです。

初詣は何時から何時まで?

初詣の時間帯は神社やお寺によって異なりますが、多くの場合は午前中から夕方までが参拝可能です。

ただし、大晦日から元旦にかけては夜間も参拝できるところが多くあります。

事前にホームページや電話などで確認しておくとよいでしょう。

日本で1番参拝客が多い明治神宮の開門時間は日の出から日の入りまでですが、

大晦日から元日にかけては閉門することなく常に開門されています。

神社とお寺で参拝方法の違いは?

初詣は神様のいる神社?それても仏様のいるお寺?

どちらに参拝しても大丈夫です

神社とお寺が区別されたのは明治時代から。

それ以前は区別なく信仰の対象でした。

しかし神社とお寺では参拝の方法がちがいます。

神社

STEP
鳥居を一礼してからくぐる

鳥居には、神域を区切る結界の意味があるといわれています。

気持ちを引き締めてから境内に入ります。

参道は神様に敬意をもって、中央をさけて歩きます。

中央は神様の通り道とされています。

中央を横切るときは軽く会釈しましょう。

参拝を終えて帰る際、鳥居をくぐったあとも一礼しましょう

STEP
手水舎で心身を清める
ひしゃくの場合

①ハンカチを用意して、浅く一礼する。

②右手でひしゃくをとって水をくみ、左手を洗います

③左手でひしゃくをとって水をくみ、右手を洗います

④右手にひしゃくをとって水をくみ、左の手のひらに水をためて口をすすぎます

(注意)ひしゃくに口をつけないよう気をつけましょう

⑤左手を洗い、ひしゃくを両手で静かに立てて柄の部分を水で流します

⑥ひしゃくを元の位置に戻します

⑦ハンカチで口と手をふいて、最後に浅く一礼します

流水の場合

①ハンカチを用意して、浅く一礼する。

②両手を洗います

③両手に水をためて、その水で口をすすぎます

④もう一度、両手を洗います

⑤ハンカチで口と手をふいて、最後に浅く一礼

STEP
お賽銭

賽銭箱の前で会釈をし、神さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れます

鈴がある場合は鳴らします

STEP
参拝【二拝二拍手一拝】

①深いお辞儀(礼)を二回繰り返します[二拝 ]

②両手を胸の高さで合わせ、拍手を二回打ちます。[ 二拍手 ]

③両手をきちんと合わせながら心を込めて祈ります

④両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(礼)をします[ 一拝 ]

ちなみに出雲大社と宇佐神宮では「二拝四拍手一拝」します。

拍手する由来は相手に対し、「武器を持っていません」と敵意がないことを示し

相手に敬意を表すことからきています。

お寺

STEP
山門

山門(お寺の正門)で一礼します

敷居を踏まずにまたいで入りましょう

男性は左足から、女性は右足から入ります

STEP
手水舎

手水舎があれば手を洗い口をすすぎます(神社と同じ作法)

STEP
線香

お線香があれば買い求めて上げ、煙を浴びて身を清めます

右手で線香を持ち、ロウソクなどで火をつけます

このとき、息を吹きかけて火を消してはいけません

手であおぐか、軽く振ってそっと消しましょう

STEP
お賽銭

本堂や本尊の前で一礼をして、お賽銭箱にお賽銭を入れます

STEP
参拝【合掌、一礼】

そっと手を合わせます(合掌)【ここが神社と異なる点

仏様に感謝の気持ちでごあいさつをしましょう

最後に一礼します

帰りは同じように山門を出て一礼しましょう

敷居は踏まずにまたいでください

初詣で混雑をさける方法は?

三が日は混みますよね。

2024年の1月2日は不成就日です。

こだわる方は1月2日は避けた方が良いでしょう。

関東や東北、九州地方などは1月7日まで、

関西地方は1月15日(小正月)までにお参りしましょう。

おみくじ

おみくじやお守りの授与などは、本殿または本堂での参拝を終えてからにしましょう

おみくじの順位は?

一般的には「大吉」→「吉」→「中吉」→「小吉」→「末吉」→「凶」→「大凶」の順番です。

ただし寺社によって順位は異なります。

大切なのはおみくじに書かれいている内容です。

神様からのアドバイスだと思って精進すれば、

あなたに良い結果となって返ってくるはずです。

明治神宮では吉凶を占うものではなく、 御祭神である明治天皇・皇后の詩文や和歌の中から選ばれた、

ありがたい考えやお心が書かれています。

最近では寺社のHPでもおみくじを引けます。

出世の石段がある愛宕神社や初詣参拝客数日本一の明治神宮、縁結びの聖地江島神社など。

おみくじの効果はいつまで?

効果は「1年間」と考えられています。

次のおみくじを引くまでが効果があると考えられており、

同じ年に2回引くと1回目の効果はそこまでと考えられます。

おみくじを「持ち帰る」か「むすぶ」か問題

答え

どちらでも大丈夫です

むすぶ場合は所定の場所にしましょう。

勝手に木などに結ぶと神社の維持が難しくなります。

他人に迷惑かける人には神様もご利益をあげたくないはずです。

持ち帰る場合は丁寧にあつかいます。

財布の中や、引き出しにしまったりするのが一般的です。

常に目に見えるところに貼れば、意識して行動につながりますね。

初詣のまとめ

日本では、多くの人が元日から1月7日または15日までの間に初詣に行きます。

初詣では、神様や仏様に一年の幸運や願い事を祈ります。

また、おみくじやお守りなどを買ったり、特別な儀式やお酒などを楽しんだりします。

初詣に行く場所は、地元の神社やお寺、または有名な神社やお寺のどちらでも構いません。

ただし、神社とお寺では参拝の方法が異なります。

神社では「二拝二拍手一拝」、お寺では「合掌、一礼」の作法を守りましょう。

新年を気持ちよく迎えるために、初詣はおすすめです。

あなたの1年が素敵な1年になりますように。

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